僕は毎日成長してゆく

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【感想】SPドラマ『約束のステージ』に高校生なりの感想をぶつけてみた(ネタバレ注意)

消しゴムを落として、前の人に拾ってと頼むと

俺の方を指さして「そっちにあるよ」という。

どうやら、跳ねて帰ってきてたみたい😆

 

 

 

こんばんはこじてぃーです♬

 

 

皆さん覚えているでしょうか?2月22日21時~放送していた読売テレビ開局60周年記念ドラマ

『約束のステージ~時を駆けるふたりの歌』

 

もう1ヶ月程前の話ですが、今日はこのドラマの感想などを話していこうと思ういます!

 

 

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【あらすじ】

青森に住む歌手を夢見るが諦めかけていた小沢翼(土屋太鳳)が家出をきっかけに1975年の東京にタイムスリップ。

 

そこで、歌手を目指して上京してきた大空つばさ(百田奈菜子)と出会い、元歌手の津島浩一郎(向井理)に導かれ,当時多くの日本人を熱狂させた伝説の番組「全日本歌謡選手権」での優勝を目指し奮闘する。

 

 

 

全日本歌謡選手権について詳しく説明すると、

プロ・アマ関係なしに単純に「歌の上手さで競う」画期的なオーディション番組で、毎週オーディションの模様が放送され、審査員5名が持ち点20で70点を合格ラインとし、10週勝ち残れば、優勝であるレコード会社と契約(二人にとってはプロデビュー)することができるというものです。

 

そのため、歌手を夢見る二人につばさは10週勝ち残ることを目指すわけです。

 

 

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【感想】

1975年と言えば、戦後30年オイルショックからも立て直しやっと日本全体が経済のどん底から這い上がってきたころで、

 

ドラマでは白黒テレビや黒電話、上野の汚さの残る街、暗い裏路地、暴力団などその年代が細かく忠実にあらわされています。

 

また、二人のつばさが優勝めざして協力・団結するところや、逆に喧嘩をする場面などメイン二人の女優の迫真の演技も見ごたえがありました。

 

 

 

 

しかし、期待されていた分、放送後の評価は決して良いものばかりではありませんでした。

脚本は「グッど・ドクター」や「僕たちがやりました」と書いた福永友一

監督は「ツレがうつになりまして。」の佐々部清

が担当しましたが、

 

特に最後10週目の発表後の会場はどうなったんだ

最後の夢オチは残念。エピローグがなくて突然おわったのも不自然

大空つばさの記憶的には小沢翼はいるのか?

 

など多くの疑問の声が上がりました。

その中でも、

 

新感覚のドラマ

「最後こっち側に考えさせてくれるのがいい

感動してしまった」

 

など、肯定的な意見も数多くありました。

 

 

 

 

 

ここから、題名通り、高校生が感じた感想を書いていこうと思います!

 

 

まず始めに言いたいのは、小沢翼が家出をするきっかけになった母親との口論。

歌手を目指すため歌の練習をしたい翼と、小さな飲食店を一人で営み一人娘のつばさの後を継いでもらいたいので少しは店を手伝ってほしい母

そこで翼が母親に対してはなった一言

「どうせ、お母さんはこんな小さな店で一生働いて終わるんだー」と言った言葉(完璧には覚えていませんがこういった趣旨の内容だったと思います)

この言葉に母親は激怒!翼の頬を平手打ちします。

 

まぁ、お母さんにとっては思い出や楽しさにあふれる宝物のような場所ですが、娘にとっては母が酔っ払いのおじさんたちと楽しくふざけているだけのただのちっぽけな店ですから、当然翼の思いとしては母はこんな小さな飲食店で一生を終わらす人生なんだ。

自分は歌手になるっていう夢を持っていて、その可能性がある一発売れてやろうと思っているのに母は自分の夢は応援してくれないという腹立たしさ

これが本当に身にしみました。

身に染みたという表現はなんか違うような気もしますが、その気持ちがすっと自分の心の中に入ってきて、苦しくなる。

大人に説明するのは本当に難しいですが、可能性に溢れる自分を自分の夢を否定する母に対してこみあげてくる怒り

これが、「お母さんはろくに勉強もしたことないくせに勉強しろとか言わないで」といったよく聞いたことのあるであろうセリフと類似していて

この気持ち似たものを持っている同じ反抗期の子供にはわかってもらえると思います。

 

 

 

 

 

二つ目にこのドラマに対して言いたいことは、

大空つばさがお父さんの看病のため実家に帰ってしますという場面です

 

よく言う、「起承転結」の「転」の部分だと思うのですが、今までダブルツバサとして頑張ってきたのにここで小沢翼に夢を託していなくなってしまうか!と正直驚きを隠せませんでした。

このあたりから最後の結末が狂いだしたように思います。

従来のドラマなら最後は無事10週歌い切り見事優勝!この場面はお父さん回復で本番ぎりぎりに戻ってくる(ヒーロー型)orお父さんの死を乗り越えて強くなって東京へ(成長型)orチームツバサのメンバーが協力してお父さんを看病。つばさは練習できる(団結型)のどれかのような気がしますが、

ここでは、なんとつばさが翼に夢を託しテレビの前で応援。

かなり斬新で攻めた脚本だなぁと感じました。

しかし、この場面があったので、

最後翼が一人で10週勝ち切りそして2019年に戻った時に視聴者の頭に?が浮かんだのだと思います。

 

僕は、タイムスリップ系漫画「オレンジ」を読んでいたので余計に(つばさの記憶の中に翼はあるの?など)難しく考えてしまいましたが、

多くの人が混乱したはず。

 

最後2019年に戻ってきて翼が母と再会した後1975年の写真が映し出されますが、そこもファンタジーなところがあってよく分からないという結果を招いてしまったと思います。

 

 

 

そこで、こんなことをしてみました!

 

 

【このドラマ最後を自分流に変えてみた】

映画評論家ぶった奴が映画やドラマを見た後「俺ならラストはこうする」としがちなやつですが、このドラマ出来のわりにあまりにも批判や疑問が多いので、自分なりにラストを考えてみました。

(出来のわりにとか言ってすいません🙇ペコリ)

 

 

 

つばさのお父さんは病気にならず、「歌手を続けるなら縁を切る」といった後も実は陰で娘を応援し、10週目は会場で応援。

つばさは父と縁をきり一層歌に集中する。

二人で課題を改善し再び全日本歌謡祭に挑戦!見事10週勝ち残り、つばさは10週目の発表後のインタビュー時に客席の父を見つけ、自分を見捨てたと思っていた父が陰で自分を応援していたことを知り、涙。(この後どんなにつばさが売れても父と再会することはない)

一方の翼は1975~2019まで歌手として第一線を走り続けダブルツバサは生きる伝説となるが、2019年の翼がタイムスリップした日(時刻)になると現代の2019年に戻り青森で目が覚める。家に着き母に尋ねるが「ダブルツバサ?何のこと?あなたさっき怒って家飛び出したばかりでしょ」と言われ、今までの世界が異次元の世界だったと知る。→エピローグ

 

 

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こんなこんな感じですか?

 

自分なりに、思い浮かべたものを書いてみましたがいかがだったでしょうか?

違和感があったらコメントなどで教えて下さい🙏

勘違いをしている方がおられるかもしれないので、再度言っておきますが、決してこのドラマが悪いわけではなく、たまたま僕が書きたかったのでこういった記事を書いただけです。

 

 

 

自分なりにいろいろ感想や意見を書かせてもらいましたが気づいたら書き始めから2時間が経とうとしています。

 

今回はいい文章が書けたと我ながら思っているので、もう放送からだいぶ時間が経ってしまいましたが、知り合いなどに高校生が面白いこと書いてるよと広めていただけたら光栄です😃

最後に、こんなに長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。

もし、お時間ありましたら、他の記事もよろしくお願いします。

 

 

 

ばいばい。